育児に自信がなかった私(パパ)へ|“大丈夫な父親”は最初からいない

子育て

はじめに

育児って、母親だけじゃなくて父親にも大きな変化をもたらします。
子供を目の前にして「ちゃんとやれるのか」「何をしてあげることが最善なのだろう」そんな風に感じたことはありませんか?

私自身、子どもが生まれる前から、なんとなく「不安」はずっと抱えていました。
だからこそ、友人や兄の子育てをそばで見て、“自分なりの心の準備”を少しずつ整えてきたんです。

育児に向き合う父親の気持ちって、周囲からは見えにくいし、相談する場もあまりありません。
この記事では、父親として育児に関わるときに感じる「不安」や「負担」と、その対処法について、私の経験も交えながらお話ししていきます。


育児に不安を感じるのは“父親”も同じ

「育児って、母親が主役でしょ?」
そう思われがちな空気、まだまだありますよね。実際、「自分がいても意味があるのか分からない」「子どもとどう関わればいいのか分からない」といった声を、同世代の友人パパからもよく聞きます。

私が利用している美容院では先輩パパさんがいましたが、その方から「父親がいてもなんもできないでしょ?」と言われました。なんだか、心が複雑な気持ちになりました。

「父親として存在していることに意味があるのか」

「どうしたら家族のために動超えるのだろう」

そんな不安があったのです。

でも、それってごく自然なことだとあとでわかりました。むしろ、「不安がある」ということは、「関わろうとしている証拠」だと私は思います。

ただ、男性ってその不安をなかなか言葉にしづらい。
「そんなこと言ってる場合じゃない」とか「父親なんだから強くいなきゃ」と、自分の気持ちにフタをしてしまいがちなんですよね。私もそうでした。


不安や負担の正体って何だろう?

私が育児に対して感じていた不安って、いくつかの要素に分けられました。

  • 時間的な制約:「仕事が終わってから、ちゃんと関われるかな?」
  • スキル不足:「赤ちゃんを抱っこするのも怖い」「泣いたらどうしていいか分からない」
  • 夫婦の関係性:「自分だけ育児に置いていかれてる感じがする」
  • 経済面のプレッシャー:「将来のお金、大丈夫だろうか?」

どれも“未経験だから不安”だったんです。
情報はあふれているけど、どれが正解か分からなくて、ますます混乱する。そんな状態でした。

育児に対して私が感じていた不安や負担には、いくつかのはっきりとした原因がありました。まず大きかったのが時間的な制約です。仕事を終えてからのわずかな時間で、果たして子どもとしっかり関われるのか、という焦りが常にありました。次に感じたのがスキル不足。赤ちゃんを抱っこすることすら最初は怖くて、「泣いたらどうすればいいの?」という戸惑いも大きかったです。

また、夫婦の関係性にも悩みがありました。パートナーがどんどん育児に慣れていく一方で、自分は置いていかれているような感覚になり、孤独感や焦燥感が生まれることも。そして、見えにくいけれど常に頭の片隅にあるのが経済的なプレッシャー。子どもの将来に備えて、今の収入で足りるのか、家計は大丈夫かという不安もつきまといました。

結局のところ、これらはどれも「初めてだからこそ不安」だったのだと思います。ネットや本に情報はたくさんありますが、それが自分に当てはまるのか判断できず、余計に迷ってしまう。そんな混乱の中にいたことが、当時の私の正体の見えない不安の源でした。


私が“心の準備”に時間をかけた理由

私は子どもを授かるより前から、意識して「育児を疑似体験」していました。

ありがたいことに、周囲には子育て中の友人が何人かいました。彼らの家に遊びに行ったときには、できるだけ育児の様子を見せてもらいました。
「夜泣きのときどうしてる?」「夫婦でけんかになることってある?」──そんな質問を自然にできる関係だったのが大きかったです。

もう一つ、私にとって大きかったのが兄の存在です。
兄夫婦とは近いタイミングで子どもができたのですが、生活の変化、マンションでの子育てのしづらさ、経済的なやりくりなど、家族だからこそ聞ける本音をたくさん話してくれました。

私が「心の準備」に時間をかけていたのには理由があります。子どもが生まれるずっと前から、私は育児について知ろう、感じようと意識して行動していました。きっかけは、周囲の友人たちの存在です。すでに子育てをしている友人の家に遊びに行くと、自然と育児の様子を間近で見る機会がありました。「夜泣きの対応ってどうしてる?」「夫婦で意見が食い違うことってある?」といったことを、気軽に質問できる関係だったのは本当に恵まれていたと思います。実際のエピソードや苦労をリアルに聞くことで、自分が親になったときの姿をイメージできるようになっていきました。

さらに大きな存在だったのが、兄とその家族です。兄夫婦とは近い時期に子どもができたこともあり、家族という気兼ねのない関係で、経済的な不安やマンションでの子育ての悩みなど、より深い話を聞くことができました。「想像よりずっと現実的に大変なんだな」と感じたことも多く、だからこそ自分自身も、「ただ可愛いだけじゃない」と覚悟を持って準備を進めることができたのだと思います。


心構えを整える3つの方法

1. 身近な育児を「見る・聞く・感じる」

育児本を読むよりも、実際に子育てをしている人の話を聞いたり、赤ちゃんをあやしてみたり。
体験しておくことで、いざ自分の子どもが生まれたときの戸惑いがぐっと減ります。

育児本やネットの情報も参考にはなりますが、実際に子育てをしている人の話を聞いたり、赤ちゃんに触れてみたりする経験には敵いません。友人の子どもをあやしてみたり、兄の育児に立ち会わせてもらった経験は、私にとって貴重な“予習”になりました。

2. 完璧を目指さず「できることから関わる」

「何をすればいいか分からない」ってときは、得意なことから関わってみるといいです。
私の場合は料理を担当しました。オムツ替えや沐浴も、最初は手が震えるほど緊張しましたが、「やってみる」ことで少しずつ慣れていきました。

何をしたらいいか分からないときは、自分がやりやすいこと、得意なことからで十分です。オムツ替えや沐浴は最初こそ緊張しましたが、回数を重ねるうちに少しずつ慣れていきました。

3. 夫婦で「対話」を重ねる

「手伝う」ではなく「一緒に育てる」という意識を持つことが大切。
「今日はちょっと疲れてるかも」と素直に言える関係が理想です。育児は“手伝う”ものではなく、“一緒に取り組むもの”。小さな気持ちでも言葉にすることで、パートナーとのすれ違いを減らせます。「今日は疲れてる」など、素直なひと言が信頼関係を深めてくれると実感しています。


「大丈夫」な父親なんて、最初からいない

今でこそ「子育て楽しいよ」と言えるようになりましたが、最初はとにかく不安でいっぱいでした。
でも、そんな日々を「経験」すること自体が、父親になるプロセスだったのだと思います。

そして何より、「子どもと関わることで、自分が変わっていく」のを実感しています。

今でこそ「子育てって楽しいよ」と自然に言えるようになりましたが、正直なところ最初は不安だらけでした。「ちゃんとできるのか」「子どもに嫌われたらどうしよう」──そんな思いが頭の中をぐるぐる回っていました。でも振り返ってみると、そうした不安を抱えながらも一歩ずつ関わっていく日々こそが、まさに“父親になっていくプロセス”だったのだと思います。

育児は、知識や準備だけではどうにもならないことの連続です。泣き止まない夜、うまく抱っこできない焦り、パートナーとのすれ違い…。でもそのひとつひとつを乗り越えるたびに、少しずつ心が鍛えられ、「父親」としての実感も育っていきました。

何より大きかったのは、子どもと関わることで、自分自身が変わっていくのを感じられたことです。小さな成長に気づいたり、笑顔に癒されたり、自分の弱さや未熟さと向き合う時間が増える中で、「子どものために何ができるか」を真剣に考えるようになりました。

最初から「大丈夫」な父親なんていません。でも、“不安の中に飛び込む勇気”が、父親としての第一歩になるのだと、今ならはっきり言えます。


まとめ|育児が不安な父親へ届けたいこと

  • 不安なのは当然。むしろ自然なこと。
  • 大切なのは、「関わりたい」と思うその気持ち。
  • 完璧じゃなくていい。できることから始めればOK。

失敗も迷いもあるけど、父親としての歩みは、そこから始まります。
少しずつで大丈夫。あなたのその一歩が、きっと家族にとってかけがえのないものになります。

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