精神力動アプローチとは何か、この記事で詳しく解説します。
「フロイトや精神分析のことは聞いたことがあるけれど、具体的にどういうものなの?」と疑問を持つ方のための記事です。読むことで精神力動アプローチの基本をしっかり理解できます。
クライエント=患者さん、相談者、来談者
カウンセラー=医師、心理士、セラピスト
精神力動療法とは?
精神分析を基盤に、心の中で動くさまざまな力を捉え、その理解に基づき支援を行うことを指します。具体的なイメージとしては、自らの思考をひたすら話すクライエントと、それを聴くカウンセラーの関係が浮かぶでしょう。

3つの特徴
- 対話を重視し、クライエントの気づきを促進する。
- 解釈の重視。転移と逆転移の概念は後述。
- 修正情動体験の重視。
修正情動体験とは、クライエントとカウンセラーとの関係を通じて、クライエントの過去の対人関係における問題の原因となるパターンを理解し、それを改善する新しい経験を作り出すことを指します。
精神力動療法の手法
この治療法はフロイトによって始められました。人間の無意識が心に大きな影響を持つと捉え、その無意識の中の欲望や葛藤を明らかにして心の安定を目指します。
具体的な治療の流れは以下の通りです:
- カウンセラーとの面談:週1回、約1時間。クライエントは自由に思ったことを話し、カウンセラーはそれに対して客観的に対応します。
- 無意識の欲望や葛藤に気づく:クライエントが自身の無意識の中の欲望や葛藤に気づき、それに対処することで心の安定を図る。
転移と逆転移
クライエントとカウンセラーの間で起こるとされる2つの現象です。
- 転移:クライエントがカウンセラーに対して抱く好意や嫌悪。
- 逆転移:カウンセラーがクライエントに対して抱く好意や嫌悪。
逆転移は以前は否定的に捉えられていましたが、現在はそれを深く理解し、適切に対応することが重要とされています。
防衛機制
防衛機制は、我々が自分を守るために無意識に行う行動や思考のパターンです。例としては反動形成や合理化、投影、否認、昇華、同一化、抑圧、知性化などが挙げられます。
料金について
精神力動療法は多くの場合、自由診療として扱われます。料金はだいたい1時間6000〜10000円程度です。
まとめ
この記事で、精神力動アプローチについての基本を解説しました。他にも様々な心理療法が存在しますので、今後の記事で詳しく紹介していきます。



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