“2人で育てる”ってどうすればいい?

子育て

パートナーとの協力が父親の自信に変わる理由


「一緒に子育てしてるはずなのに、なんだかうまくいかない」そんな気持ちありませんか?

「自分なりに頑張ってるつもりなんだけど、どこか空回りしてる気がする」
「パートナーは不満そうだけど、何がいけなかったのか分からない」

「何かと文句を言われてイライラする」

育児って、「夫婦で協力してやっていくもの」と頭では分かっていても、いざ始まってみると想像以上にすれ違いが起きるものです。

実は私も、育児休業を取って子どもと向き合う中で、「あれ、自分って父親としてちゃんとやれてるのかな?」と何度も悩みました。
だけど、そんな中で気づいたことがあります。

父親としての“自信”は、パートナーとの協力の中で育っていく。
誰かに「ありがとう」と言ってもらえたとき、「頼りにしてるよ」と言われたとき、ほんの少しでも役に立てたと感じたとき、自信がふっと芽生えるんです。

この記事では、「パートナーとの育児協力がなぜ父親の自信につながるのか」そして「どうすれば2人で気持ちよく育児を続けていけるのか」について、私自身の失敗や試行錯誤を交えながらお話しします。


パートナーと育児をする中で、よくある“つまずき”

まずは、私自身も経験した「パートナーとの育児でありがちな悩み」をご紹介します。

  1. 役割分担が曖昧で、片方に負担が偏る
  2. 「言わなくても分かってほしい」すれ違いが起こる
  3. 感謝の言葉が減り、“業務”になってしまう
  4. 自分のやり方を否定されて、やる気がなくなる
  5. 相手の疲れに気づかず、ぶつかってしまう
  6. 育児の温度差にモヤモヤする
  7. 夜間対応で揉める
  8. 家事や育児の「見えない仕事」が伝わらない
  9. 会話が減り、パートナーより“共同作業者”になる
  10. 相手の頑張りをつい見逃してしまう

どれか1つでも「あるある…」と感じたなら、大丈夫。
うまくいかないのは、あなたがダメだからではありません。育児が「共同作業」だからこそ、ぶつかりやすいポイントがあるだけなんです。


【体験談】「ありがとう」の一言が、思わぬ自信に

私が育児休業を取り始めたばかりの頃、オムツ替えにお風呂、寝かしつけ…とにかく慣れないことばかりで、毎日いっぱいいっぱいでした。

ある日、寝かしつけをなんとか終えてリビングに戻ったとき、妻がぽつりと言ったんです。

「ありがと」

その一言が、今でも心に残っています。
疲れていたのに、ふっと気持ちが軽くなったんです。
「これでいいんだ」「少しは役に立ててるんだ」って思えました。

それから私は、「やってるつもり」じゃなくて「伝わるように関わる」ことを意識するようになりました。
結果的に、妻との会話も増え、お互いに安心できるようになった気がします。

「新しいパパの教科書」は“基本のき”を学ぶのにぴったりの一冊

育児を始めたばかりのパパにとって、「何から始めればいいの?」「自分にできるのかな?」という不安はつきものですよね。
そんなときに手に取ったのが、NPO法人ファザーリング・ジャパンが監修した『新しいパパの教科書』でした。

この本は、「パパ初心者が知っておきたい基本」を一通りおさえることができる実用的な一冊です。
妊娠・出産から育児の基本的な関わり方、家事分担やワークライフバランスの考え方まで、非常に丁寧に解説されていて、「なるほど、こういう視点で関わればいいのか」と安心できました。

一方で、正直に言うと「イキメン(=生き生きとしたパパ像)」を目指そう、というメッセージには少し尻込みしてしまいました。
「そこまで理想的にできる気がしないな……」「もっと等身大でいたい」と感じる方には、少し“前向きすぎる”ように思えるかもしれません。

また、パートナーとのコミュニケーションや夫婦の育児観のすれ違いについても触れられてはいますが、個別の状況に寄り添ったアドバイスというよりは、“概論的”な記載にとどまっている印象です。

なので、「実際にどう話し合えばいい?」「うちの家庭ではどうしたら…」と悩んでいる方は、専門家に相談したり、同じ立場のパパ友に聞いてみる方が具体的なヒントが得られると思います。


父親の“自信”はどこから生まれる?

「もっと家事しなきゃ」「ちゃんと関わらなきゃ」と思えば思うほど、プレッシャーになりますよね。
でも実際のところ、完璧じゃなくてもいいんです。

父親の自信って、「自分は家族にとってちゃんと役に立っている」「必要とされている」と実感できたときに育つんです。

そして、その実感はパートナーとの協力関係の中にこそあります。


今日からできる!パートナーと“協力”するための3つの工夫

① 「ありがとう」を言葉にする

たとえ小さなことでも、感謝の気持ちを口にするだけで、空気がやわらかくなります。

「食器洗ってくれてありがとう」
「寝かしつけ助かったよ」
「一緒にやってくれてうれしい」

たったそれだけで、「自分も頑張ろう」って気持ちになれるから不思議です。


② 「報告・相談・共有」をちょっとだけ意識する

  • 「明日ちょっと帰りが遅くなりそう」
  • 「離乳食の準備どうしようか?」
  • 「寝かしつけのコツってある?」

こうした何気ない報告や相談をすることで、自然と“育児の輪”に入りやすくなります。

LINEグループを作るのもおすすめです。メモ代わりにもなって、気軽に育児のやりとりができます。


③ 「どうすればいい?」と聞くスタンスで

「やらなきゃ!」と気負うとプレッシャーになりますが、「どうすればいい?」と聞くだけで、パートナーも頼られていると感じます。

「沐浴ってどうやるの?」
「今日の流れ、何かやれることある?」

そんなふうに聞けると、自然と会話も生まれ、チームの雰囲気もよくなります。


おわりに:自信は、協力の中で少しずつ育っていく

育児って、「こうあるべき」ではなく「こうしていこう」と一緒に作っていくものだと思うんです。

完璧じゃなくていい。
うまくできなくてもいい。
今日ちょっと頑張れたら、それで十分。

そして、**「2人でやっている」**という感覚こそが、あなたの中に「父親としての自信」を少しずつ育ててくれます。

どうか、自分にできることを無理のない形で。
一緒に、ゆっくり進んでいきましょう。

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